おこたんちへ ようこそ
おこたんは引っ越しが多いのです。
夫が転勤族。
ある時、
住んでいたのは集合住宅で、
比較的、若い世代のご家族の多い所でした。
中学生のいる家族は、
大きなお子さんのいるおうち認定です。
その中で、我が家は、社会人と大学生。
ご近所さんには
うちの息子だから~
通報しないでね。笑
なんて話していました笑
そんな子育て終盤の私から見ると、
すっごくすっごく頑張って子育てをされているんですよ。
みなさん。
乳幼児のいるママは、
せっせと地域のコミュニティ会館をはしごして、お友達つくり。
幼児のいるママは、
幼稚園とお稽古事に走り回っりつつ、ママ友付き合い。
小学生のいるママは、
学校とお稽古事と学習塾のスケジュール管理と送り迎え。
そこに、パートやアルバイトをしていると半端ない忙しさと頑張りです。
うちの前を通って家に帰るママ(エレベーターから一番遠い奥の部屋)がいました。
いつも下の子を抱っこしてバタバタしているママでした。
下の子がイヤイヤ期に入ると
出かける出かけない
帽子を被る被らない
もっと遊ぶ遊ばない
廊下でもめているんですね。
でもママは、上の子・お姉ちゃんの予定をこなさないといけない。
いつも泣き顔で苦しそうに見えるママでした。
ある時、
いつも頑張ってるね。大丈夫? 眠れてる?
と声をかけました。
ママさんは、警戒心を出しながらも、よそ行きの答えです。
「えっ。はい。大丈夫です」
まぁ、当たり前と言えば、当たり前の答えです。
この日からママさんとの会話が増えていきます。
随分と会話が出来るようになったある日に
寝れてないなら、お姉ちゃんが学校の間、
下の子預かってあげるから、寝るといいよ
と声をかけるとママさんは、ハラハラと泣き出しました。
ママさんが言うには
「旦那は、仕事が忙しくて子育てにはまるで協力してくれない。
身体が辛くても私が、子どもの面倒をみるしかない。
きちんと育てないと後ろ指刺される。」
ということでした。
すごい頑張って、頑張って、頑張ってきたんだね。
偉かったね。
本当によく一人で頑張ってきたね。
何度も何度もママさんの背中をさすりながら、声かけをしました。
落ち着いてきた頃に
なんでも一人でしなくていいんだよ。
甘えていいからね。
頑張りすぎなくていいんだよ。
と声をかけると、またまた大泣きを・・・
ぎゅー♡っとハグをし続けていると
「ありがとうございます。
私、これで頑張れます。
スッキリしました。」
「いやいや、頑張り過ぎたらあかんがな!!笑」
なんて笑い合って、明るい笑顔で帰っていきました。
人って、孤立無援と感じてしまうと、どこまでもどこまでも寂しくて辛いですよね。
私の事を理解してくれる人なんていないんだ。
どんな時でも味方になってくれる人なんていないんだ。
私だけが、辛くても苦しくても我慢すればいいんだ。
私がこの世にいてもいなくても、誰も関心なんてないし。
こんな事を考え出してしまうと、負のループに突入ですよね。
このママさんも恐らくこの負のループの中でぐるぐるしていたんでしょうね。
私もこの負のループにはまったことがあるので、よくわかります。
何故か、自分では気づいていないんです。
負のループにはまっているって。
自己憐憫。
悲劇のヒロイン。
不幸の星の元に生まれた。
私なんて・・・
どうせ私は・・・
やっぱり私だから・・・
なんて真剣に思ってたりしますよね・・・
抜け出す方法は人それぞれに、キッカケがあります。
ママさんのように泣くだけ泣いたら、憑き物が落ちたようにスッキリ。
誰かとお話をするだけでも
一人じゃない。
味方がいる。
私だって捨てたもんじゃない。
と気づく。
テレビや本の中の出来事と自分がシンクロしている気がして、
「これって私だ!! なんだ!!」と冷静に自分が理解できた。
自分の立ち位置を冷静に考えた。
「あれ? これって、私の問題? じゃないよね?!」
自分は何がしたいのか。
「私は何がしたくて、今ここにいてるの? 何をしにきたんだっけ?」
自分は何者なのか。
「私はこんな事をしに生きてきたの? 私の役目って何だった?」
私のいるこの世界は、私を中心に出来ている。
私を生きるためにいるのに、何故?
他人を中心に生きているんだろう?
こんな風に気づきがやってきます。
自分の中が愛で満たされると、自己憐憫、悲劇のヒロイン、なんて発想も言葉も出てきません。
理解者・味方がいない。だから?何?
一番の理解者・味方は自分。
そう!! 私が私を一番愛している!!
辛くて苦しく我慢ばかりで、
愛する自分を痛めつけることなんて!
もうしない!!
ごめんね♡
私の心も身体も大切に愛せなくって・・・
自分を愛で満たすことに一生懸命になっていると、他人はどうでもよくなります。
比べることもなくなるから、
嫉妬したり、
みじめになったり、
そんな感情もなくなります。
自分は、これでいい、と認められる
自己肯定感
自分はこの世に必要な存在だと確信できる
自己重要感
いいことしかないんです。
ママさんは、この後も何度も泣きに来ていましたが、とても元気にお引越ししていきました。
最後の日に私に言ってくれた言葉
「おこたんのような大人になりたい。私の目標です。」
嬉しかったです。
自分で自分を愛でいっぱいに満たすママさんになりたい。
って思ってもらえたんだから。
今でも、前を向いて、自信をもって子育てするママさんを応援しています。
このママさんだけでなく、いろんな事に頑張り過ぎるあなたを応援しています!!
お疲れ様のあなたを癒したい♡
そして、ありのままのあなたを愛します♡
あなたがあなたの愛でみたされますように・・・♡
ではまた、ゴロゴロしに遊びにきてくださいね♡